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 ~漁業の「聖地」。魚の養殖って面白い!~

「池」ですが、水を舐めると塩辛い、全国的にも珍しい「海水」の池です。池のそばにある水門から、海水が入ってきます。池に面した「ワーサン」では、美しい景色を眺めながら引田の新鮮な魚を使った海鮮料理が味わえ、買い物もできます。地元の人もよく訪れる場所です。日曜の朝には漁師市も開かれ、多くの人で賑わいます。安戸池は釣堀(フィッシュフック)にもなっており、釣り客に人気のスポットです。

 穏やかな風景の広がる安戸池ですが、実は世界的に知られる漁業の「聖地」。海水魚養殖で世界初となるハマチの養殖を成功、事業化した地です。成功させたのは、引田の漁師、野網和三郎。当時三重県で行われていた真珠養殖を見て、「真珠でできるなら、魚でもできるはず。」と、安戸池を借り、海水魚養殖の研究を始めました。苦難の末、昭和3年(1928年)、ハマチ養殖を成功させ、日本全国にその名が知られるようになりました。和三郎は、養殖の技術を全国の漁師に伝え、日本の漁業の姿を大きく変えていったのです。

 「獲る漁業から育てる漁業へ」。当時和三郎が掲げたスローガン。養殖は、天然魚を獲る漁業に比べ、環境への負荷が少なく、水産資源の保護につながる漁法。魚の質、安全性も、決して劣るものではなく、品質の向上も進んでいます。発祥の地の養殖魚は、ひと味ちがう。「ひけた鰤(ブリ)」の名でブランド化されています。

 「ワーサン」は、地元で呼ばれていた和三郎のニックネーム。地元でも親しまれる「ハマの漁師」の一人でした。ハマチ養殖を愛し、元気に泳ぐハマチを育てるのをなによりの楽しみにしていました。ワーサンに隣接する「マーレリッコ」では、養殖ハマチへの餌やり体験(1~3月は休止)など、養殖の面白さを実感できます。発祥の地ならではの体験をしてみませんか?

 

アクセス:マイカー:引田ICより約8分。

駐車場:無料

 

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安戸(あど)池